長崎・鳥坂工区は、静清バイパス側道の最後の区間であり、工事完了後側道全線が開通となる工事でありました。工事は、現地調査・設計照査を随時行い、構造物の詳細を決定しながら、作業にロスが無いようにするとともに、日々品質・出来形・安全・工程を管理し現場を進めることで無事品質の確保された構造物を完成させることができました。瀬名工区は橋脚の耐震補強工事で、鉄筋コンクリート工事でありました。品質管理として、コンクリートの打設時間の管理、湿潤養生の徹底、皮膜養生剤の塗布、スパイラス型振動機・型枠振動機によるコンクリートの締め固め等の実施により品質の確保されたコンクリート構造物を完成させることができました。藁科川工区は構造物の取り壊し工事でありました。近接した供用中のバイパスに飛散物が絶対に無いように、飛散防止ネットの設置、コンクリート取り壊し時の集塵機の設置、資機材の飛散防止措置、ごみの速やかな回収等を徹底管理することで、無事飛散物による事故ゼロで工事を完成させることができました。